第二十五話 邪悪な者達その五
[8]前話 [2]次話
「その筈だったからな」
「そこから蘇るとなると」
「かなりの力を使っている」
「それこそわずかに残っていた力を振り絞って」
「そしてだ」
そのうえでというのだ。
「復活し仲間達もそうしてだ」
「そこにさらにだね」
「バスコ達もとなるとな」
それこそというのだ。
「やはりな」
「かなりの力を使っているね」
「どう考えてもな」
「残り少ない位の」
「そうだ、今度こそだ」
「死ぬと復活出来ないね」
「その筈だ」
「幾ら何でも無限に復活出来る奴なんていないからな」
宝路も考えてからこう言った。
「だからな」
「それでだね」
「俺もそう思う」
ショウに対して話した。
「ダグデドは今度死んだらな」
「もう復活出来ないね」
「その筈だ」
「しかもキングオージャーの倒せる武器もあるしね」
「尚更だ、だから確実にな」
「倒すことだね」
「そうしないと駄目だ」
「なら僕達は今は待ちますか」
桃谷は膝を手で叩く様にして言ってきた。
「あいつ等が来るのを」
「そうですね、待つのも戦いですから」
雉野もまさにと言った。
「ここは待ちましょう」
「はい、そうしましょう」
「訓練をしたり睡眠も摂ったりして」
「英気を養いましょう」
「美味しいものも食べて」
「あっ、美味しいものでしたら」
それならとだ、桃谷は雉野にまさにと応えた。
「いいカレー屋見付けたんですよ」
「何処ですか、そこ」
「恐竜屋か?」
犬塚はまさかという顔で問うた。
「あそこはもう行ったぞ」
「本店じゃないです」
「あそこじゃないのか」
「渋谷の方でして」
「そうなのか」
「そこのオリジナルカレーが美味しくて」
それでというのだ。
「皆さんもどうかと思いまして」
「よし、じゃあそこに行くか」
「そうしますか」
「ただドクターマンだが」
犬塚は彼のことも話した。
「沖縄にいるからな」
「引き続いて」
「何かあればな」
「渋谷からですね」
「すぐにだ」
それこそというのだ。
「戻るぞ」
「そうすることですね」
「それは出来るからな」
「巨大ロボットもありますし」
「その時は例え食ってる最中でもな」
「戻りましょう」
「そうするぞ」
こう言うのだった。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ