第二十五話 邪悪な者達その三
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「今からそうしよう」
「それじゃあ出して楽しもうね」
バスコは笑顔で応えた、そうして仲間達と共に酒とつまみを楽しんだ、彼等は今は余裕があった。しかし。
彼等が来ることはもう戦隊の方もわかっていた、それで今彼等について細かい話し合いの場を持っていた。
キュウレンジャーの母船の中でだ、ラッキーはダグデド達について話した。
「絶対に放置出来ないな」
「全くだ」
チャンプも頷いて言った。
「聞けば聞く程な」
「もうジャークマターより先にだよ」
「連中を倒さないとな」
「そうだ」
まさにとだ、マーベラスも腕を組んで言った。
「バスコは俺がよく知っているが」
「最悪な奴だな」
「だからな」
それでというのだ。
「あいつも他の奴もだ」
「真っ先にか」
「倒さないと駄目だ」
こうラッキーに言った。
「絶対にな」
「そうだな」
「プラジアもいるし」
アラタは暗い顔で述べた。
「本当にね」
「倒すしかないな」
「そうだよ」
まさにとだ、アラタはマーベラスに答えた。
「俺もそう思うよ」
「ドクターマンって人を狙ってくるから」
ハスティーはそれでと言った、
「ここはね」
「ドクターマンの傍に張り付いているべきだね」
こう言ったのは熱田だった。
「もう」
「うん、そうしていたらね」
「連中の方から来るよ」
「ドクターマンの傍に」
「そして出て来たら」
熱田はそれからのことも話した。
「皆呼んで」
「一度に倒そう」
「連中は自分達が強いから俺達を馬鹿にしているから」
「もう僕達が傍にいてもだよ」
「出て来るね」
「平気でね」
ハスティーは熱田に真顔で話した。
「そうしてくるよ」
「それじゃあ」
「皆すぐにドクターマンがいる場所に行ける様にして」
そうした状態にしておいてというのだ。
「すぐにだよ」
「ダグデド達が出てきたら戦おう」
「そうしよう」
「ここは」
「それがいいな」
黒木もここで頷いて言った。
「前にも話したが」
「それが一番いい作戦だな」
ラリーも言ってきた。
「この度は」
「彼等をおびき出す形になる」
「ドクターマンには悪いが」
「そして出て来た時にだ」
「総力で戦い倒すことだ」
「神出鬼没の連中だっていうし」
博多もそれでと言った。
「探しても無駄だよ」
「そうだね、そもそも普段何処にいるのかな」
このことをだ、望は考えた。
「ダグデド達は」
「異空間にいる」
ラクレスが望にすぐに答えた。
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