第二十五話 邪悪な者達その一
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第二十五話 邪悪な者達
プラジアは様々な色が渦巻く異空間の中にいた、その中で共にいる者達に対して楽しそうに言った。
「いい顔触れだ」
「何か馬が合うね」
バスコ=だz=ジョロキアが応えた。
「俺達って」
「そうだな」
「仲良くやれそうだよ」
バスコは目を笑わせず言った。
「皆とは」
「私もそう思う」
見ればプラジアも目は笑っていない。
「この顔触れはな」
「いや、君達ならだよ」
二人にダグデド=ドゥダルジャンが言ってきた。
「俺もそう言うと思ったよ」
「そうなんだ」
「いや、成仏してる連中は放っておいて」
そうしてというのだ。
「そのうえで色々とね」
「探してなんだ」
「君達二人ならってね」
バスコにプラジアも見つつ話した。
「俺も思ってだよ」
「復活させてくれたんだ」
「そうだよ」
「いや、嬉しいね」
バスコは今も目を笑わせず応えた。
「じゃあ是非ね」
「期待にだね」
「応えさせてもらうよ」
「宜しくね」
「それでこれからどうするの?」
ゴーマ=ローザリアがダグデドに尋ねた、それぞれの場所で座ったり立ったりして空間の中に浮かんでいる。
「一体」
「それが大事だな」
カメジム=ウンクも言った。
「どうするか」
「復活したのはいいにしてもだ」
グローディ=ロイコディウムはこう言った。
「問題はこれから何をするかだ」
「さて、どうしたものか」
ヒルビル=リーチもいて言う。
「地球に来たにしても」
「もうそれは決まってるよ」
ダグデドは仲間達に明るく返した。
「この星も宇宙も滅茶苦茶に破壊するのさ」
「そうするのね」
「俺達がこれまでしてきたみたいにね」
こうゴーマに答えた。
「そうしてやるんだよ」
「じゃあこれまで通り楽しくね」
「そう、命を弄んでやろう」
「それじゃあね」
「そして」
ダグデドはさらに話した。
「面白い奴を見付けたよ」
「それは一体」
カメジム=ウンクが尋ねた。
「誰なのか」
「ドクターマンっていうんだ」
「ドクターマンか」
「何でも天才学者でね」
そうであってというのだ。
「抜群の頭脳を持っているすだよ」
「そうなのか」
「そしてそのドクターマンをね」
彼をというのだ。
「仲間にするか若しくは」
「利用するか」
「もう頭さえあればいいから」
こうカメジムに話した。
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