第二章
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「メイクもね」
「やってくの」
「化粧品揃えて」
「そうしてくの」
「これまでただね」
これまでの自分を振り返って話した。
「ただ何となく学校に来てるだけだったけれど」
「それを変えるの」
「そうするの」
「これからは」
「そうしてみるわ、私自身をね」
天音は考える顔で話した。
「革命するわ」
「そうするのね」
「まさに」
「これからは」
「そうしていくわ」
こう言ってだった。
天音は水泳をアルバイトをはじめた、そして本も読みはじめメイクやファッションも勉強していった。どれも少しずつだったが。
はじめていった、そこで大事なのはだった。
「続けてるのね」
「少しずつでも」
「どれも」
「そうなの、やっぱりね」
何といってもというのだ。
「まずはね」
「続けることね」
「途中で止めない」
「それが大事ね」
「三日坊主だと」
それならというのだ。
「何にもならないしね」
「折角はじめてもね」
「そうしてもね」
「駄目よね」
「それじゃあ」
「だからね」
それでというのだ。
「何と言ってもね」
「続けることを意識してるの」
「水泳もアルバイトも」
「読書も」
「それでメイクとかも」
「メイクだってね」
自分の顔を指差して話した。
「この通りね」
「ナチュラルね」
「ナチュラルメイクね」
「それでやってるわね」
「そう、最初から凝らないで」
そうであってというのだ。
「それでね」
「まずはなのね」
「ナチュラルから」
「軽く薄くね」
「習慣にしたら」
そうすればというのだ。
「いいっていうでしょ」
「そう、何でもね」
「習慣にしたらね」
「それでいいわね」
「生活のね」
それのというのだ。
「そうしたらね」
「毎日する様になって」
「効果が出る」
「そういうことね」
「そう考えて」
それでというのだ。
「毎日ね」
「少しずつやっていくのね」
「メイクも他のことも」
「そうしていくのね」
「そうしていくわ」
こう言ってだった。
天音は実際に毎日少しずつメイクや水泳を続けていった、アルバイトは時間が決まっていたのでそうではなかったが。
努力していった、すると。
「あんた変わったわね」
「徐々にだけれど」
「奇麗になってスタイルもよくなって」
「姿勢も顔つきも変わった?」
「知性も出て来た?」
「うん、お金も出来たしね」
天音は友人達に笑顔で応えた。
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