第12話 見えない侵略者
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」
「おぉ、熱い熱い…」
二人して見合うのを見て甲児は面白がっている。
それに二人が揃って顔を真っ赤にした。
それがまた面白かったのか皆がドッと笑い出す。
「そう言えば、あの風来坊はどうしたんだ?」
「聞いてないのか? ダンなら今日から俺達ウルトラ警備隊の一員になるんだってよ」
「マジか?」
「あぁ、だけど今から1週間の間は入隊試験も兼ねてキリヤマ隊長にみっちりしごかれるって話だぜ」
「うへっ、あの風来坊大丈夫かねぇ」
フルハシがそう呟いた。
彼も入隊の際に同じような事をやったようだ。
「あり? そういやぁハヤタさんはどうしたんだ?」
「そう言えば居ませんねぇ。何処行ったんだろう?」
***
作戦室の外でハヤタはダンと会っていた。
「君は一体何者なんだ?」
「M78星雲からやってきた宇宙人…っと、これじゃ見分けがつかないか。僕も君と同じウルトラマンだ」
「そうか、なら君の事は何と呼べば良い?」
「今のこの姿の時はモロボシ・ダンと呼んで欲しい。そして、元の姿の時はそうだな…ウルトラセブンとでも呼んでくれ」
「ウルトラセブン…分かった。宜しく」
ハヤタがダンに向かい手を差し出す。
それを見てダンも笑みを浮かべながらハヤタの手を握った。
「共に地球の為に戦おう」
「うん」
新たなウルトラマンが仲間に加わった。
その名はウルトラセブン。
宇宙からの侵略者から地球を守る為、今赤い巨人が人類の守護神となるべくやってきたのだ。
つづく
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