第二十四話 戦隊側も知りその十三
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「その性格や行動がな」
「最悪ね」
「そうだ、復活して欲しくなかった」
こうもだ、ハイドは言った。
「あいつはな」
「全くですわ」
ファミーマはハイドのその言葉に頷いた。
「あの人も」
「そうだな」
「邪悪と言うなら」
「まさにな」
「邪悪ですから」
だからだというのだ。
「まことに」
「復活してこなかったらな」
「よかったですわ」
「ダグデド達に復活する力がなかったら」
クロダは心から残念そうに述べた。
「よかったのですが」
「全くだね、けれど復活したから」
その彼に五色田が話した。
「だからね」
「戦うしかないですね」
「うん、彼等は戦いを避けるかな」
「そんな連中ではありません」
クロダは五色田に話した。
「決して」
「そうだね、俺達はね」
「決してですね」
「戦いは好きじゃないよ」
こう言うのだった。
「やっぱりね」
「そうですね」
「戦わずに済んで」
そうしてというのだ。
「そのうえでね」
「ことが収まればですね」
「それでいいと思ってるよ」
「平和ならですね」
「うん、けれどね」
それでもというのだった。
「ああした連中は本当にとんでもないことをするから」
「だからですね」
「戦うしかないよ」
「そうですね」
「だからね」
それでというのだった。
「俺達はね」
「復活したダグデド達とですね」
「戦うよ」
そうするというのだ。
「絶対にね」
「そして戦うなら」
「それならだよ」
まさにというのだった。
「勝ってそしてね」
「彼等の邪な行動をさせないですね」
「絶対にね」
「その意気です」
ドゥーガはまさにと答えた。
「それでは及ばずながらです」
「助けてくれるんだ」
「そうさせて頂きます」
「有り難う、それじゃあ」
「皆さんはですね」
「キングオージャーの皆とも一緒に」
それでというのだった。
「戦ってね」
「ダグデド達をですね」
「もう一度ね」
まさにというのだ。
「倒すよ」
「そうだ、俺達が倒す」
桃井も言った、それも堂々と。
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