第八十七部第一章 シャイターンの復活その十四
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「いいな」
「わかりました」
「そしてその戦力を投入し」
「そうして戦いますね」
「その様にしていく」
こう言うのだった、そしてだった。
シャイターンは国家主席としての書類仕事にもかかった、戦争指揮それも陣頭に立ってのそれだけでなくだ。
そちらも行いはじめた、それは誰が見ても激務であるが。
彼はこの日の分の仕事を終えてから控えていた文官達に話した。
「ではだ」
「今日はですね」
「これでお休みですね」
「そうされますね」
「そうする、そしてだ」
シャイターンはさらに言った。
「また明日だ」
「明日もですね」
「明日もご公務をされますね」
「それも万全に」
「明日からは五日間の分も」
倒れて執務が執れなかった時期の分もというのだ。
「行う、それも一気にな」
「あの、閣下」
文官の一人がここでシャイターンに心配する顔で言ってきた。
「今日復帰されたばかりで」
「病み上がりでか」
「お身体が」
「大丈夫だ、点滴も打った」
そうしてというのだ。
「そして食事もだ」
「摂られているので」
「だからだ」
そうしたことはしっかりとしているからだというのだ。
「心配は無用だ」
「左様ですか」
「そして今日は飲まない」
毎日飲んでいる酒もというのだ。
「そして妻達ともな」
「そうされますか」
「今日は一人だ」
そうして休むというのだ。
「そうする」
「そうですか」
「無理が出来ないことはわかっている」
シャイターン自身がというのだ。
「だからな」
「今宵はですか」
「その様にしてだ」
そうしてというのだ。
「まただ」
「明日ですか」
「働く」
「国家主席としてのお仕事にですね」
「戦争指揮も行いな」
戦場にいてのそれにというのだ。
「そうしていく」
「そうですか」
「体力回復の為にだ」
シャイターンはさらに話した。
「滋養にいいものもだ」
「食されますか」
「そして飲んでいる」
その様にするというのだ。
「点滴だけでなくな」
「それで体力は回復されますか」
「そうしてだ」
それでというのだ。
「明日もだ」
「そうされて」
「五日の分は済ませる」
その分の仕事はというのだ。
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