第七百六十一話 大国とはその二
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「推理小説もです」
「確立されたな」
「左様です」
「尚です」
ここでラメダスが言ってきた。
「当時の科学知識と今の科学知識は違います」
「今の方がかなり進歩していることは事実です」
ベッキーも言ってきた。
「間違いなく」
「事実作品中の知識が今検証すると間違っていることもあります」
「当時と現代では兎角違います」
「ああ、そうらしいわね」
エイミーも二人の言葉に頷いて言った。
「十九世紀や二十世紀初頭の科学だしね」
「千年以上前です」
「色々違うことも当然です」
「そうよね、科学も進歩するから」
だからだというのだ。
「十九世紀の科学が今と違うのも当然ね」
「そうです、だからです」
「今の科学で未来の科学を語れません」
ラメダスとベッキーはこうも話した。
「決して」
「それは無理です」
「そうなのよね、若しね」
さらにだ、エイミーは言った。
「そんなことをしたら」
「愚の骨頂です」
「何の意味もありません」
二人はエイミーにまさにと返した。
「科学は進歩します」
「それも常に」
「それで今の時点で未来の科学を語るなぞ」
「何の意味もありません」
「どんな発展するかわからないし。アニメや漫画や小説のロボットとかも」
未来のというのだ。
「今の科学で語ってもね」
「何もなりません」
「出来ないとか無理なぞと言っても」
「それは子供の夢を壊すことにもなりません」
「ただの無駄です」
「世の中実は無駄というものは少ないですが」
「こうした行為はまさに無駄です」
そうであるというのだ。
「まことに」
「最悪の無駄です」
「そうよね、出来ないとか無理じゃなくて」
そう決め付けるのではなくというのだ。
「出来る、そう思うことね」
「エジソンがそう思ったでしょうか」
セーラが言って来た。
「レオナルド=ダ=ヴィンチが」
「違うわね」
「エジソンは出来ると思い」
そうしてというのだ、発明王はどんなものでも挑戦したというがそれは出来ると思うからであったことは言うまでもない。
「そこからです」
「多くの発明を残したわね」
「現代のしかも自分だけの知識で」
それでというのだ。
「出来ない、無理と言えば」
「それで終わりね」
「何にもなりません」
全く、という言葉だった。
「まさにです」
「無駄ね」
「それに他なりません」
「そうなのね」
「ですから」
それでというのだ。
「そうしたことを言う人はです」
「何か学園の近所にもいるわね」
「はい、先日ご自宅を壊された」
「柳田何とかね」
「柳田算数さんですね」
「よくそんな下らないこと言えるわね」
「そうして生計を立てています」
そうした主張を行って
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