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博士の挑戦状
第百六十四話

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            第百六十四話  今日子先生と二人で
 今田先生は休日に今日子先生の城に行った、そしてそちらで二人で向かい合って座って紅茶を飲みながら話した。
「これから時間ある?」
「あるけれど」
 これが今日子先生の返事だった。
「何かあるの?」
「ええ、お互い時間あるなら」
 それならというのだった。
「これから下着買いに行かない?」
「下着?」
「上下共にね」 
 ブラもショーツもというのだ。
「そうしない?」
「香織ちゃん下着に凝ってるわね」
「昔からね。それでそろそろね」 
 今田先生は今日子先生に答えた。
「コレクション増やそうと思って」
「それでなの」
「これから買いに行こうと思ってるの」
「私も下着集めてるし」
 今日子先生もそうだと答えた。
「凝ってるし」
「趣味よね、下着集め」
「お互いね、それでね」
 今日子先生はさらに言った。
「着けるのもね」
「好きよね」
「趣味よ」
「お互いそうだから」 
 それでというのだ。
「これからね」
「下着をなのね」
「買いに行く?」
「時間もあるし」
「どうかしら」
「丁度いいわね」  
 これが今日子先生の返事だった。
「それじゃあね」
「ええ、これからね」
「行きましょう、下着を買いに」
「今からね」
「それでどのお店に行くの?」
「神戸の八条百貨店のランジェリーショップよ」
 こちらだというのだ。
「あちらいい下着沢山あるでしょ」
「そうね、それじゃあね」
「あのお店行きましょう」
「それじゃあね」
 二人でにこやかに話してだった。
 紅茶の後はその店に一緒に行った、そして二人で買うのだった。


第百六十四話   完


                   2024・5・5
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