暁 〜小説投稿サイト〜
ドリトル先生と奇麗な薔薇達
第三幕その十

[8]前話 [2]次話
「凄くね」
「いいよね」
「和歌まであるなんて」
「最高だよね」
「そう、そしてあちらもね」
 平安神宮もというのです。
「お花の質がいいよね」
「勿論手入れされてのことだけれど」
「そもそも土とお水がいいから」
「だから奇麗なんだよね」
「健康的で」
「しかも適度に暖かくて寒いことが」
 日本の気候がというのです。
「いいね、しかし」
「しかし?」
「しかしっていうと?」
「どうしたのかな」
「僕は一体日本の素晴らしさにどれだけ触れればいいのかな」
 楽しそうに笑ってです、先生はこんなことも言うのでした。
「一体ね」
「お花もいいなんてね」
「そして薔薇も」
「そうした国だってね」
「素晴らし過ぎるね」
「全くだよ、本当にね」
 まさにというのです。
「この国は素晴らしいものに満ちているよ」
「日本に来てよかったね」
「先生はね」
「そして僕達も」
「全くだね」
「そうだよ、日本は素晴らしいものに満ちているよ」
 本当にというのです。
「何かとね、薔薇だってそうだしね」
「しかもティーパーティーのお菓子も美味しくて」
「勿論紅茶も」
「そちらもよかったね」
「うん、紅茶はお水が大事だけれど」
 そうであるけれど、というのです。
「日本のお水は最高だからね」
「今飲んでいるお水もだよ」
「日本のお茶だしね」
「元は水道水だけれどね」
「神戸のお水だよ」
「いや、水道水は馬鹿にしてはいけないよ」
 先生は普通に飲んでいるこのお水のお話もしました。
「絶対に」
「あっ、水道水にも科学の粋が集まっているからね」
「濾過して浄化してね」
「奇麗にして」
「そのうえで皆のところに届けているから」
「物凄く清潔になっているからね」 
 だからだというのです。
「絶対にだよ」
「馬鹿に出来ないね」
「水道水も」
「そうよね」
「そうだよ」
 まさにというのです。
「水道水はね」
「そうだよね」
「物凄く素晴らしいものだから」
「決して馬鹿に出来ない」
「普通に美味しく飲めるね」
「確かに市販のミネラルウォーターは美味しいよ」
 このことは事実だとです、先生も認めます。
「けれどね」
「水道水もだよね」
「馬鹿に出来ない」
「美味しい」
「そうだね」
「そうだよ、清潔で美味しくなる様になっているから」
 それ故にというのです。
「本当にね」
「馬鹿にしてはいけない」
「とても美味しいね」
「そうだよね」
「美食家だからと言って」
 それでというのです。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ