第43話
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のはいかがわしい店の体験レポートだな?」
ディンゴとマリエルの会話に入ってきたアーロンは口元に笑みを浮かべて自身の推測を指摘した。
「ええええっ…………!?そ、そういうのはちょっと…………」
「いかがわしい店というと…………?」
「ちょっとアーロンさん…………」
アーロンの指摘にマリエルが声を上げて驚いている中、興味を抱いている様子のフェリを見たアニエスは困った表情でアーロンを見つめた。
「そんな取材をするなんて…………やっぱり私がディンゴさんを矯正しなきゃ…………!」
一方アーロンの指摘を本気で受け取ったマリエルはある決意をした。
「まあ、話がまとまった所で、俺達はもう行くぜ。」
(全然まとまってないような…………)
(逃げるつもりだなこいつ?)
「やれやれ、かき回しておいて…………まあいい、何かあったら連絡する。」
「そんじゃ二人共、取材頑張ってな。」
そして二人と別れたヴァン達はホテルを訪ねると、ホテルマンから依頼人の二人はプールで待っているという伝言を受け取ったので、プールに向かった。
〜アルジュメイラホテル・ナイトプール〜
「わぁ…………これがナイトプールですか…………!」
「オアシス湖の眺めもいいですね。静かで落ち着きます。」
「ハン、若いので集まってドンチャン騒ぐ雰囲気じゃねぇか。」
「そういう客層じゃねえだろう。さて、依頼人は…………」
「あら、ヴァンちゃんたちじゃない。良い夜ね♪今日のお仕事は終わりかしら?」
ヴァン達が依頼人の二人を探し始めるとベルモッティがヴァン達に近づいて声をかけた。
「ああ、一応な。」
「ふふ、こちらでも働いてらしたんですね。」
「ええ、例の大会の前にしばらくヘルプに呼ばれてね。ってアラ、そっちの子は――――――」
アニエスの言葉に答えたベルモッティは初対面であるリゼットに気づいた。
「リゼット・トワイニングと申します。お見知りおきを、ベルモッティ様。」
「!もしかしてヴァンちゃんと契約を結んでいるっていう…………」
「ま、色々あってな。それより女優たちが来てねぇか?」
「ああ、あの二人ね。それなら――――――」
ヴァンの問いかけに答えたベルモッティは水着姿のジュディスとニナがいる場所へと視線を向けた。
「ヒュウ、トップスターが水着姿でお出迎えかよ。」
二人の水着姿を目にしたアーロンは思わず口笛を吹いた。
「あ…………皆さん。こんな格好で失礼します。」
アーロンの声に気づいてジュディスと共にヴァン達へと振り返ったニナはヴァン達に挨拶をした。
「人が駆けずりまわってる時にいいご身分だなと言
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