第43話
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念、肌が赤くなるまで垢スリでこそぎ落してやろうか?」
女性側のハマムでの状況を推測した後邪念を口に仕掛けたアーロンの口を片手で塞いだヴァンは真剣な表情でアーロンに忠告し
「わ、わーったっつの…………つかマジトーンになんじゃねえよ!?」
忠告されたアーロンは困惑の表情で答えた。
〜女性側〜
「ふふ…………盛り上がってっらしゃいますね。」
「もう、聞こえてるのわかってるんでしょうか…………」
「…………マルティーナ、ユエファ。貴女達は何故今まであの男のああいう下品な部分を矯正しなかったのですか。」
「うーん、仮に私達が矯正しようとしてもアーロンの場合、矯正できなかったと思うわ…………」
「それに男ってのはあれくらいが普通だから、むしろメイヴィスレインの方が気にし過ぎよ。」
男性側の会話が聞こえていたリゼットは微笑み、アニエスは頬を赤らめてジト目で呟き、顔に青筋を立てたメイヴィスレインの問いかけにマルティーナとユエファはそれぞれ苦笑しながら答えた。
「うーん、でも確かにみんなサァラ姉にも負けないくらい綺麗だよね〜。リゼットさんは髪サラサラ、肌もスベスベでまるでお人形みたいだし。ユエファさんはとてもアーロンさんみたいな大きな子供がいる母親には見えなくらい若くて綺麗だし、メイヴィスレインさんとマルティーナさんはまさに”天使”のように綺麗な人達だし。アニエスさんも――――――っていうかホントにまだ16歳なのっ?」
周囲の女性達を見回して感想を口にしたシャヒーナはアニエスに視線を向けてある疑問を口にした。
「えっ…………」
「あと1年ちょっとでそこまでなれる気がしないよ〜!何食べてたらそんなになるの〜!?」
「…………わたしも気になってました。ぜひ今後の参考にしたいですっ。」
アニエスの豊満な胸を見つめて羨ましそうに呟いたシャヒーナの言葉に続くようにフェリは興味ありげな様子でアニエスに訊ねた。
「べ、別に普通ですからっ…………フェリちゃんまで、そんなにまじまじ見ないでくださいっ。」
訊ねられたアニエスは恥ずかしそうに両手で胸を隠して答えた。
「もう、シャヒーナもそのくらいにね。」
「ふふ、フェリ様もシャヒーナ様も十分以上にお綺麗かと思いますが。サァラ様は絹のように艶やかな肌………何か特別なケアをされていますね?」
苦笑を浮かべたサァラと共に微笑みながら指摘したリゼットはサァラに肌の事について確認した。
「いえいえ、シアバターくらいです。サルバッド産は質が良くて――――――」
その後ハマムを堪能したヴァン達はシャヒーナにサインを渡した。
〜伝統地区〜
「ええええっ、
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