第三千五百五十四話 職業に貴賤なしで
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第三千五百五十四話 職業に貴賤なしで
ポルトガルは韓国に本気で言いました。
「いやほんま犯罪やなかったらな」
「どんな職業でも真っ当に働いていたらなんだぜ」
「そや、それでな」
もうそれでというのです。
「ええやろ」
「共産主義で言うとね」
その共産主義と縁の深いロシアの言葉です。
「農家や労働者の人がね」
「尊いんだぜ」
「汗水流してね」
そうしてというのです。
「働くのが何が悪いか」
「俺では汗水流すのは悪なんだぜ」
まさにです。
「そうなってるんだぜ」
「それでスポーツもしなかったんだよな」
イギリスはそこがわかりませんでした。
「俺お前の上司さんがテニスを見てあんなもの下の者にやらせとけって言って驚いたぞ」
「スポーツもいいだろ」
フランスもわからないといったお顔です。
韓国社会では今も汗水流して働くことが忌避されるのです、本当にそうしたことが問題の元凶なのです。
第三千五百五十四話 完
2024・7・23
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