第二章
[8]前話
リチャードの同僚のジョン=マックリーフ灰色の目にダークブラウンのセットした髪の毛で面長の端正な顔に長身痩躯の彼はリチャードからその話を聞いてだ。
家で妻のマリー、茶色の長い波が買った髪の毛に青い目で楚々とした感じの小柄な彼女に笑って話した。
「うちの子達と似てるな」
「ゼウスとサムと」
「ああ、ああしてな」
見れば家の中で雄の黒猫のゼウスがだ。
雄のゴールデンレッドリバーの老犬サムと寄り添っている、見ればゼウスがサムにちょっかいを出して悪戯をしているが。
サムはそんな彼を優しく見て傍にいる、そして。
ゼウスの傍には古い犬の首輪がある、夫はその首輪も見て言った。
「首輪まで持って来て」
「サムが昔付けていた」
「それまで持って来てな」
「一緒にいるし」
「この子達の絆も」
「素敵ね」
「全くだよ」
笑顔で言うのだった。
「本当に」
「そうよね」
「願わくば」
夫は神に祈って言った。
「この二匹がこのまま」
「一緒にいてくれたら」
「そう思うよ」
「そうよね」
「ワンワン」
「ニャア」
二匹は二人の目の前で仲良さそうに今も一緒にいる、そうして遊んでいるが夫婦はそんな彼等を見て言うのだった。
「ここまで仲がいいんだから」
「ずっとね」
「きっと天国にいってもな」
「ブーとベアもそうでしょうし」
「この子達もな」
「一緒に天国に行くわね」
「そして天国でも仲良くしているよ」
こう話した、そしてだった。
二人は二匹にご飯をあげた、すると彼等は仲良く一緒に食べたのだった。
猫の愛情と友情 完
2024・7・22
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