第二章
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「いいことをしたってね」
「思ってるな」
「凄くね」
「そうだよな、困ってる時はな」
「人間でなくても助けることね」
「ああ、これからもな」
「そうしましょう」
夫婦でこう話した、そしてだった。
二人は港に降り立った、そうして家に帰って次の日からは家の仕事であるピザショップで汗を流した。
この話をガーナの首都アクラにおいてSNSで観てだった。
ハンナ=ボーン=テイラー腰まである茶色の髪の毛と鳶色の目を持つ穏やかな顔立ちの三十代の白人女性は夫のロビン、栗色の目と黒い髪の毛に穏やかな顔の彼に言った。
「面白いお話ね」
「アメリカでもそうしたお話あるんだね」
「ええ、私達みたいにね」
「そうだね、また来てるよ」
笑顔でだ、この地で働いている夫は言った。妻は何処でも出来る仕事なのでそのまま仕事を続けている。
「彼がね」
「そうね」
「チチッ」
見れば家の窓のところに一羽の雄のカエデチョウがいる、そこに立って二人特にハンナの方を見ている。
「トムスがね」
「あの時君が保護して」
「嵐の後お家の外をお賛否していてね」
「ガーナの自然を見る為に」
「それでね」
その時にというのだ。
「出会って」
「保護してね」
「それからね」
「ネットで野生の保護の仕方と飼育方法調べて」
「そうして育てて」
「一月位ね」
それ位というのだ。
「保護して」
「クリスマスにロンドンに帰った時に自然に返したけれど」
「群れの中に戻っても」
「こうして挨拶に来てくれるね」
「ええ、同じ命を助ける」
このことはというのだ。
「本当にね」
「いいことだってわかるね」
「私達もそうだし」
「カルフォルニアの人達もね」
「そうだね、いいことはするものだよ」
「本当にね」
笑顔でこうした話をした、そしてだった。
夫婦でトムスを笑顔で見た、小鳥は暫くそこにいて群れのところに戻る為に飛び去った、夫婦はそんな彼にまた明日と笑顔で挨拶をして送った。
小鳥を助けた女性達 完
2024・7・22
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