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仮面ライダーギーツ 運命の瞬間
第四十九章

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「店にはそうした時間は絶対にあるからな」
「わかっている、ならな」
「その時間に来てくれよ」
「そして楽しませてもらう」
「それじゃあな」
「サウナも水風呂も楽しんでな」
 バイスも明るく言ってきた。
「最後の牛乳もな」
「勿論楽しませてもらう」
「そういうことでな」
「こちらにも連絡してくれ」
 狩崎は組織の一員として話した。
「全力でバックアップさせてもらう」
「お互いに助け合っていくか」
「そうよう、私達は仲間だからな」
「それならな」
 こう話してそうしてだった。
 浮世達は五十嵐達と笑顔を交えさせて別れた、そしてだった。
 歩くうちにだ、ジーンとキューンが言ってきた。
「じゃあ俺達はね」
「一旦未来の世界に戻るよ」 
 こう言うのだった。
「そして君達を見守りながら僕達のやるべきことをしていくよ」
「また何かあったら来るよ」
 その時はというのだ。
「だからね」
「少しの間お別れしよう」
「また会おう」
 浮世は二人に顔を向けて応えた。
「何時でも会える」
「うん、俺達はね」
「友達だからね」
「同じ人間そして仮面ライダーだ」
「だからね」
「また会おう」
「宜しくな」
 二人は手を振って未来への扉に向かった、そしてだった。
 彼等を見送るとだ、また暫く歩き今度は吾妻と五十鈴それに晴家が言ってきた。
「これから夜勤だ」
「大学の講義に行きます」
「事務所でマネージャーと打ち合わせするな」
 こう浮世に言った。
「だから今日はこれでだ」
「お別れです」
「また何かあれば連絡しろ」
「それじゃあな、また何かあれば来てくれ」
「ああ、そうさせてもらう」
「その時はお願いします」
「一緒に楽しくやろうな」
 こう言ってそれぞれの場所に足を向けたが吾妻達はまた言った。
「また戦いになるな」
「スサノオはこれからも来ます」
「ずっと戦いになるな」
「そうだな、だが俺達がいる」
 浮世は三人にこう返した。
「ならわかるな」
「ああ、大丈夫だ」
「僕達がいますから」
「何の心配もいらないな」
「俺達がいればな」
 こう言ってだった。
 浮世は彼等とも別れた、彼等とも一時の別れをした。
 鞍馬はここでだ、沙羅に声をかけた。
「お姉さん時間あります?」
「ええ、今日はお仕事もないしね」
 沙羅は鞍馬に応えて言った。
「パーティーもお風呂も楽しんだけれどね」
「今日はオフですね、でしたらこれから二人で」
 笑顔で言うのだった。
「女子会という形で二次会しますか?」
「いいね、姉ちゃん行ってきなよ」
 桜井は鞍馬の言葉を受けて姉に言った。
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