第15話:悪徳勇者とモンスター
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……そう言う事か?」
「どう言う……事だ?」
「つまり、マドノにとって出遭ったモンスターはただの経験値でしかないと言う事か?」
グートミューティヒが言ったマドノ達への質問に……アムは激怒した!
「舐めるな小童が!お前ら全員、この私の胃袋の中に放り込んでくれるわあぁーーーーー!」
怒りに任せて擬態を解くアムを視て、不敵な笑みを浮かべるマドノ。
「お前、ツノクジラが占拠していたダンジョンから逃げたダークマーメイドか?少し遅れたが、お前も倒して俺達のレベル上げの足しにしてやる」
アム程ではないが、マドノが行ったと思われる悪行を思い浮かべてムッとするグートミューティヒ。
「マドノ……この僕が出会った被害者達は、みんなお前の経験値稼ぎを待つ余裕が無い人達ばかりだった。お前らはそいつらの悲鳴を聴いた事はあるか?」
そんな怒りを込めたグートミューティヒの質問に、経験値より手柄や名声を惜しむマシカルはドキッとするが、それ以外の3人は鼻で笑った。
「アホかお前?俺は魔王と戦う定めを背負った星空の勇者だぞ。それが経験値稼ぎをサボってどうすんだ?えー!」
グートミューティヒもアムもマドノ率いる勇者一行を敵と認識した。
「テメェの様な雑魚しか戦わない雑魚が魔王を倒すだと?貴様こそ寝言は寝てから言え!」
「マドノ、モンスターを経験値としか見ていないお前に教えてやる……ポケモンと仲良くなる事がどれだけ得かをな!」
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