第0章
0 彼と武の先生。
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「え……?で、でも、どうすれば?」
「簡単だ。強くなればいいし、俺がお前を強くしてやるが、かなり危険だし、辛いが……それでもやるか?」
八鹿の真剣な眼差しに、丈流は涙と鼻水を拭うと八鹿の顔をじっと見据えて強く頷く……。
◆◆◆
丈流が八鹿の下で治療を受けた後に、丈流は一度家に帰ると、両親に八鹿の道場に入門する事を伝え、渋る両親を説得して、次の日から“修行”という名の稽古が始まるのであった。
「んじゃまぁ、稽古を始めるわけだが……丈流、これからは本当に苦しくなるが、俺はギリギリまでお前にキツい思いをさせる。良いな?」
「は、はい!」
「んじゃあ。この道着に着替える前にこの重り付きスーツを付けろ。」
「タイトな造りですね。」
「そうだろう。そいつは重さを調節できる特殊スーツでな。今は重さは無いが、メモリを弄って調節できる。」
「なるほど。」
「あと、言っておくがかなりキツイから本当に覚悟はしておけよ?」
「は、はい!!」
八鹿の言葉に丈流は強く頷くのであった……。
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