第一章
[2]次話
天婦羅屋で接待
この日OLの榊原都は部下の大橋真紀と共に接待をすることになっていた、接待の場所は老舗の天婦羅屋だった。
「外国の人だからね」
「接待は和食で」
「その人揚げものお好きだそうだから」
榊原は大橋に話した、榊原は細目でやや細面で黒髪をボブにしている。背は高くすらりとしたスタイルだ。
「それでね」
「天婦羅屋さんですね」
「そうよ」
小柄で茶色の髪をロングヘアにしている大きな目と楚々とした顔立ちで胸の大きい大橋に対して話した、二人共服は真面目な感じの膝までのタイトスカートのスーツである。
「そうなったのよ」
「そうですか」
「それでね」
榊原は大橋に社内で話した。
「色々天婦羅のお話もしながら」
「お仕事のお話もですね」
「しましょう、その人のことお仕事のことに」
榊原はさらに話した。
「ご趣味のこともね」
「お話していって」
「楽しんでもらって」
そうしてというのだ。
「お仕事の流れを円滑にね」
「していきますね」
「そうしていきましょう」
こう話してだった。
二人はその人の接待をした、その人はチャールズ=デフォーというのスコットランドのビジネスマンで。
二人はスコットランドのことに彼の家族のことそれに趣味のクリケットのこと等を店で話した、そしてだった。
天婦羅の話もしたが。
「いや、私はです」
「天婦羅の中で、ですか」
「これが一番好きですね」
薩摩芋の天婦羅を食べて言うのだった。
「何と言っても」
「そうなのですね」
「甘くてほくほくとしていて」
榊原に食べつつ話した。
「それで、です」
「お好きですか」
「海老や烏賊、鱚もよくて」
そうであってというのだ。
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