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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第138話 イッセーVSフリード!イッセーの新必殺技炸裂!
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っ直ぐに1回と合わせて5回に分けてフリードに放った。
(釘パンチを確実に当てるための牽制か?体で受けて確実に釘パンチを防御すればいい!)
フリードは構えを解かずに突っ込んできた。そして4つのフライングナイフをかいくぐって向かってくる。
(今だ!)
直感でフリードの動きを先読みしていた俺は釘パンチの為に握っていた拳を開いて手刀にする、それと同時にフライングナイフの軌道が上に上がり上昇する。
「超魔爆炎覇!!」
そしてフリードが覇者の剣を勢いよく振り下ろした。
「新必殺!『テーブルクロス・エスタート』!!」
俺はフライングナイフと直接のナイフが×の字に交差するように攻撃を放った。その一撃は覇者の剣を根元から断ち切り見事にへし折ったんだ。
「なっ……!?」
「俺の勝ちだ、フリード」
フリードはコアを折られたことで全身から血を流してその場に倒れてしまった。
「ま、まさかフライングナイフにナイフを重ねて威力を上げるとは思わなかったぜ……あの4回の斬撃も俺を誘導するためのものだったか……焦って選択を間違えちまったぁ……」
「はぁ……はぁ……お前がヒントをくれたんだ。おかげで良い技ができた、ありがとうよ」
「ぐはっ……」
フリードは血を噴き出して倒れた。
「……」
俺はフリードに複雑な感情を持ってしまった。コイツはアーシアに酷いことをしようとしたし罪もない一般人を殺した、俺が知らないだけでそんな事を何度も繰り返したはずだ。
でも俺に勝とうとして命まで捨てようとした、やったことは絶対に許せないが戦士としては敬意をもってしまったんだ。
『イッセー、先に進むぞ。オートファジーが終わる前にアーシアを救出してG×Gに帰るんだ』
「……そうだな」
ドライグにそう言われて俺はその場を後にしようとした。だが出口を開けようとしたとき、何か物音がしたので振り返ってみると……
「ま、まだだよ……イッセーくぅん……!!」
フリードが立ち上がってきたんだ、体の半分が溶け始めていたがそれでも立ち上がった。
「もうよせ、フリード!今ならまだ助かる可能性が僅かにあるかもしれない!与作さんの所に連れて行ってやる!そして罪を償ってやり直せ!俺はお前の事が嫌いだけど死んでしまえとまでは思っていないんだ!」
「大きなお世話だ、俺は反省も後悔もする気はねぇ……はぁ……はぁ……生きる気もねぇ、お前を殺して俺は死ぬんだ……」
奴は右手を銃のような形に変化させた、そしてエネルギーをチャージしていく。
「残った俺の生命力を全てつぎ込んで弾にして放ってやる……!!」
「ぐっ
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