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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第138話 イッセーVSフリード!イッセーの新必殺技炸裂!
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空中を動きながら俺に迫るフリード、奴は剣による突きを放とうと構えていた。


(受け流して反撃だ!)


 カウンターを狙った俺は構えたが奴は俺に接近した合間に剣を離してしまった。


「なにを……」
「噛み殺すんだよ!」


 するとフリードの腕がまるでガララワニのような顎に変化して俺の胴体に噛みついた。


「ぐわぁぁぁっ!」


 鋭い牙が俺の体に食い込んで思わず絶叫を上げてしまう。


「おまけの電撃だ!」
「があぁぁぁぁっ!!」


 更にそこに高圧電流までも流し込まれて悲鳴を上げる俺、このままじゃ不味い……!


「10連……釘パンチ!!」


 俺は奴のボディに釘パンチを叩き込むがまるでゴムみたいな感触を感じて手ごたえがなかった。


「捕獲レベル21のゴムのような怪獣『ゴムラゴン』の体だ。打撃なんざ効かねえよ!」
「だったらこうだ!」


 俺は打ち込んでいた拳を開いてゴムの肉体を掴んだ、そして思いっきり引っ張る。


「お前、まさか……!?」
「吹っ飛べ!」
「ぬあっ!?」


 そしてゴムの反動を利用してフリードを吹っ飛ばしてやった。


「はぁはぁ……まるで100体の猛獣を相手にしている気分だ」
「ククッ、実際にそれくらいの猛獣の遺伝子を使ってるらしいぞ」


 吹っ飛ばされて壁に激突したフリードが大きく跳躍して戻ってくる。


「どうだイッセー、この体は?お前に何度も何度もぶっ飛ばされていたころの俺とは訳が違う!」
「俺もグルメ細胞や神器の力で戦ってる、貰い物の力で……なんて言ったりはしねぇよ。大したもんだ、見違えたじゃないか」


 俺は素直に奴を褒めた、実際にてこずってるのは確かだからな。


「でももう覚えた、要するに猛獣100体と戦ってると思えばいいだけだ」
「ハッ!だったらそれがつよがりじゃないかどうか見せてもらおうか!」


 フリードは覇者の剣以外にも残った3本の手に光の剣を構えて襲い掛かってきた。


「そらそらそらっ!」


 凄まじい速度で放たれる四本の剣での斬撃、だが俺は腕の筋肉の動きやトロルコングとの戦闘の経験を活かして予測しながら回避していく。


「なにぃ!?当たらないだと!」
「ナイフ・タリアータ」


 俺はフリードの斬撃をすり抜けるように回避してすれ違いざまに奴の手を斬り付けた。


「クソッ、なら……」


 フリードは息を吸って肺を膨らませる、俺はそれを見た瞬間に右側に大きく跳躍した。


「冷凍光線!!」


 口から蒼白い光線を吐いたフリード、俺はその一撃を難なく回避するが後ろにあった柱が一瞬で凍り付いてしまう
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