ALO編ーフェアリィ・ダンス編ー
23.グランドクエスト
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からの声がすると目の前にグランドクエストのウインドウが出現する。
【グランドクエスト《世界樹の守護者》に挑戦しますか?】
俺は躊躇なく"YES"のボタンを押す。
『さればそなたが背の双翼の、天翔に足ることを示すがよい』
交差していた剣が徐々に上に上がり、地響きとともにその大きな扉が開いて行く。キリトは背負われている大剣に手をかける。
「いくぞ、ユイ。しっかり頭を引っ込めてろ」
「パパ.......がんばって」
ユイはそう言ってキリトの胸ポケットの中に頭を引っ込める。
「.......シュウ、もう後戻りはできないぞ」
「俺はお前の相棒だ。........今度こそ背中守らせろよな」
キリトに拳を突き出す。その拳にキリトは拳を合わせ、俺とキリトは暗い扉の中へと入っていく。
部屋に入ると頭上から光が降り注ぐ。とてつもなく広い円形のドーム状の空間。
.........そこはまるでアインクラッド第七十五層のボス部屋のようだが、大きさはそれを優に超えている。壁一面には樹の根のようなものが絡み合っており、そこに輝く鏡のような無数の物体。
そして円形の頂点には、花を象った装飾がされており、その中央部が十字に割れている。
そこが俺たちが目指すべき樹の上に繋がる道だと確信した。俺は背中に背負われる片手剣を構え、大きく深呼吸をし、翅を大きく広げる。キリトも同様に、大剣を構え、翅を大きく広げる。
「ーー行けッ!!」
怒声ににも似たキリトの声が響き渡り、地面を強く蹴飛ばし上空へと飛翔する。それを追い、俺も飛翔する。
すると、壁一面に無数にある鏡のようなものの一つから光の何かが姿を現す。それは瞬く間に人間の形となり、姿を現す。四枚の透明な輝く翅を広げ、全身を白銀の鎧を見に纏い、長大な剣を携える。
間違いなくあれがリーファの言っていたガーディアンだろう。
「そこをどけぇぇぇぇっ!!」
キリトはガーディアンの剣を弾き、その後顔面に剣を突き刺しそのまま首を吹き飛ばす。すると、爆発するように純白の煙を放ちガーディアンが消滅。ガーディアンの強さはそこまで強くないようだ。
キリトは頂点を目指しさらに上昇。
(これならいけそうだ)
そう思ったや先、このクエストが攻略不可能な理由を目の当たりにすることとなった。
さっき同様に壁一面に無数にある鏡のようなものからガーディアンが出現する。
その数、一......十.......五十.......一〇〇.......いや、それ以上だ!!
「クッソ.........!!」
俺とキリトは一度動きを止めるも、上空へとさらに飛翔する。
「ーーうぉぉぉぉ!!」
「ーー邪魔だぁぁぁぁ!!」
雄叫びをあげ、数百はいる
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