暁 〜小説投稿サイト〜
新ヘタリア学園
第三千五百三十八話  他に道はないのか

[8]前話 [2]次話
第三千五百三十八話  他に道はないのか
 イギリスは韓国に首を傾げさせつつ尋ねました。
「一流企業だけじゃないだろ」
「就職はなんだぜ」
「ああ、人生はな」
 かなり真剣に言います。
「そうだろ」
「財閥系じゃなくてもな」
 フランスもどうかというお顔になっています。
「中小企業も成長するしな」
「ああ、色々な職種あるだろ」
「公務員だってあるしな」
「産業もそうだろ」
「それが違うんだぜ」
 韓国は二国に暗いお顔で答えました。
「俺は財閥系が一流企業でなんだぜ」
「独占資本か?」
「それがずっと残るのかよ」
「そうなってて中小企業や自営業を駆逐してるんだぜ」
「だからかよ」
「それでそうした企業でないとかよ」
「そうなんだぜ」
 こう言うのでした、兎角韓国ではそうした企業に就職するしか確かな暮らしはないというのです。受験を経て。


第三千五百三十八話   完


                       2024・7・15
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ