言葉を知らぬはモノ知らず?
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てしまった。
「今からでもちゃんと勉強すれば、小説家になれるんじゃないですか?」
と、素直な感想を……
それを聞いたお義父さまが瞳を輝かせてお義母さまに……
「俺も来年から芸高校に通いたい!」
と、素直な欲求を……
当然ですが喧嘩が始まりますよね。
私の一言が原因で義両親が喧嘩を始める……って、最悪じゃないですか!?
どうしよう……魔法で逃げちゃいたい気分です!
だけど流石に大人なので、ある程度の所で一時休戦。
しかし観光を続けられる様な状況ではないし雰囲気でもないし、一旦夫の家に帰る事に……
お義母さまは夫(息子)を味方に引き入れる事を考えたんだと思います。
ここからだと列車移動よりも魔道人員輸送車での移動の方が早かった為、奇しくもお二人に初魔道人員輸送車体験をしてもらいました。
うん。やっぱり早急に私も免許を取ろうと思いますわ!
(グランバニア王都:東中央地区:ラッセル邸)
取り敢えず気まずい雰囲気の中……そこからの脱出を期待して自宅へと帰還。
勿論それだけで物事が成就する程世界は甘くなく、待ち受けていたのは未だに終わっていない新聞社との打ち合わせ風景でした。
今日は『常々情報社』との打ち合わせだったらしく、夫の作品を自社に掲載させるべく編集作業をしてくれる担当さんと真剣な顔で何かを話し合っていました。
この常々情報社は比較的絵(絵画や挿絵等)の掲載に積極的な新聞社で、どちらかというと字の読めない……識字率の低い人向けな新聞社である。
もしかしたら新聞社と言うよりも出版社と呼んだ方が良いのかもしれません。
他の新聞社さんは夫の作品を掲載するのに編集担当者さんを2人付けていて、手が空いている方(つまりは暇な方)が作業をする担当する事になっているのだが、ここは1人。
常に固定された状態の編集担当だ。
『キャサリーン・オールドマン』って名前の女性。
歳は24歳で2歳の男の子を育てているそうだ。
旦那様は新聞とかには関わりの無い普通のサラリーマンだそうです。
でも担当さんが1人の為、作品への理解度が深く、打ち合わせもスムーズに進むと夫は何時も言っている。
それだけ夫の作品に全力を注ぎ込みたいそうだ。
そんな風に夫の作品に打ち込んでもらえるのは凄く嬉しい……
私達が早めに帰ってきた事もあるが、大分仕事に熱中していたらしく飲み物も既に無い状態でした。
なので険悪な義
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