第三十六章
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「僕はね」
「それならよ」
キューンに真剣な顔で言うのだった。
「絶対にね」
「ここで死なないで」
「そしてね」
「君の推しを続けるよ」
「お願いね、勿論私もよ」
「ここで死なないね」
「死ぬ筈がないわ」
絶対にとだ、鞍馬はキューンに強い声で返した。
「私もね」
「そうだね、それじゃあ」
「戦いが終わったらお祝いでね」
「パーティーをだね」
「一緒に開いて楽しみましょう」
「そういうことだから」
今度はジーンが浮世に話した。
「君も先に行ってね」
「スサノオを倒すことだな」
「そうしてくれるかな」
「わかった」
浮世は一言で答えた。
「先に行く、そして終わったらな」
「その時はだね」
「こいつが言った通りだ」
鞍馬を見てジーンに告げた。
「俺達は戦いが終わったらな」
「パーティーだね」
「スサノオ、神に勝ったお祝いをするぞ」
「そうしようね」
「その時は楽しみにしていろよ」
晴家も笑って話に入ってきた。
「俺も歌と演奏を披露してやるからな」
「それで飯食っているな」
「これでもレベルが高いって言われてるんだよ」
浮世に自信に満ちた笑みで話した。
「だからな」
「その時はだな」
「ああ、楽しみにしてな」
そうしてというのだ。
「聴けよ」
「そうさせてもらう」
浮世はパンクジャックにも応えた。
「是非な」
「それじゃあな」
「先に行っている」
こう言ってだった。
浮世は仲間達と共に先に進んだ、そして残った三人はそれぞれベルトを出した、そのうえでだった。
晴家はベルトを出すとすぐに自分の腰の前に装着した、おうして両手を素早く上下に動かして叫んだ。
「変身!」
後ろに機械のサークルが出る、そこから出される光を浴びて仮面ライダーパンクジャックとなったのだった。
ジーンは両手をゆっくりと大きく旋回させ右手に持ったベルトを己の日顔の左に出して叫んだ。
「変身!」
右手の指は人差し指と小指だけ立たせている、そして左手を己の首の前にやって光を浴びライダースーツを装着し仮面ライダージーンとなった。
キューンも変身に入った、彼はいだり手に出した別とを構え右の腰にあるベルトにスイッチを入れてから左手のベルトを腰の前にセットして叫んだ。
「変身!」
この言葉と共に光に包まれそうしてライダースーツを装着していく、装着が終わった時彼は仮面ライダーキューンとなっていた。
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