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夢幻水滸伝
第三百五十六話 東と西その五

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「こっちの世界のモンと」
「男性は女性と、女性は男性と」
「そうするか?ある程度落ち着いたら」
「そうしますか」
「それぞれの種族の好みもあるけどな」
 それでもというのだ。
「しかしな」
「それでもですね」
「そうした機会をもうけてな」 
 そうしてというのだ。
「恋愛もしよか」
「そうしますか」
「ぶっちゃけそうしたことも経験したいやろ」
「はい、起きた世界の日本では」
 ホイットマンは起きた世界で今自分達がいる国の話もした、やはりこの国の影響はかなり受けているのだ。
「異世界に行くとです」
「異世界転生やな」
「そうなりますと」
 そうした話ではというのだ。
「所謂モテモテです」
「異世界に転生した主人公はな」
「何人もの美少女にいつも囲まれます」
「種族も色々でな」
「そうして行動を共にする様な」
「有り難い設定やな」
「そうですが」
 そうした話が多いがというのだ。
「それに対してです」
「わい等はな」
「そうしたお話がないですね」
「気付いたらな」
「そうですね」
「それでこれからな」
 トウェインは考える顔で話した。
「決戦の準備に入るし」
「それが終わっても」
「おそらくな」
 まさにというのだ。
「政でな」
「やることが多いですね」
「内政に外交に」
 政に多忙だというのだ。
「今度はおそらく他の国とや」
「戦っていきますね」
「今は中立のアレンカール達ともな」
 中南米、アメリカから見て隣の勢力である彼等ともというのだ。
「やがてな」
「戦いますね」
「世界を統一してな」
 そうしてというのだ。
「そして星のモンをまとめて」
「世界の力も一つにして」
「そうしてこそや」
 まさにというのだ。
「世界を救えるしな」
「それで戦もしますね」
「今後もな、それでや」
 トウェインは話を続けた。
「趣味も満喫するやろ」
「それは絶対ですね」
「わい等別に悪い趣味は持ってへんがな」
 ここで言う悪い趣味とはギャンブルや麻薬それに違法行為等である。尚どの勢力も麻薬は法で禁じている。心身に深刻な影響を与えるからだ。
「ええことに」
「そやから満喫してええですね」
 オコナーが応えた。
「趣味もや」
「そや、そして趣味もな」
「楽しむので」
「どうしてもな」
「恋愛まではですね」
「時間がないな」
「そこに食事とお酒と睡眠ですね」
「その三つもあるしな」
 言いながらだ、トウェインはフライドチキンを食べた。今も飲んで食べているのだ。
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