第三百五十六話 東と西その二
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「あそこでな」
「戦になりますね」
「アメリカの覇権を賭けた」
そうしたというのだ。
「激しい戦にな」
「なりますね」
「そや、そしてや」
そのうえでというのだ。
「アメリカの覇者を決めることになる、戦力はな」
「互角ですね」
ミニーは真剣な顔で述べた。
「そうなりますね」
「そやからな」
「こちらがミスをすれば」
「それでや」
まさにというのだ。
「その時はな」
「負けますね」
「こっちがな」
「そうですね」
「そやからな」
だからだというのだ。
「ここはな」
「ミスに気を付けて」
「戦うで、戦場はな」
そこはというと。
「ポートアーサーやな」
「あちらになりますね」
「まさにや」
そのポートアーサーはというのだ。
「アメリカの東西の境目や」
「そうした場所やさかい」
「あの辺りでな」
「戦うことになりますね」
「そや」
まさにというのだ。
「それでや」
「あの辺りにですね」
「戦力を集結させるで」
「水軍もですね」
「どっちもな」
まさにというのだ。
「集結させてな」
「戦いますね」
「そうするわ、そして物資もな」
「そちらもですね」
「集めるで」
将兵だけでなくというのだ。
「ええな」
「そうしますね」
「もう百六十万の軍をや」
自分達の勢力の総勢をというのだ。
「集めてな」
「そうしてですね」
「戦うで」
「そうしますね」
「アメリカの覇権を決める戦や」
そうであるからだというのだ。
「もうな」
「戦力の全てを集めて」
「そして戦わんとな」
そうでなければというのだ。
「あかんわ」
「全てを決するのならですね」
「そういうことや」
「装備も整えることですね」
エリカも言ってきた。
「全軍の」
「武器や防具は鋼鉄のもんでな」
トウェインはエリカにも話した。
「銃は自動小銃、航空機は単葉機や」
「戦車は回転砲塔ですね」
「それに統一するで」
「装備や兵器の質を統一しますね」
「水軍も空母をな」
この艦艇をというのだ。
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