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夢幻水滸伝
第三百五十五話 三人と五洲その七

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「むしろそこからよ」
「統治ですね」
「そう、それをね」
「進めることがですね」
「本題でね」
 それでというのだ。
「三州もそうしてきたけれど」
「掌握した二州もですね」
「是非ね」
 まさにというのだ。
「掌握していってね」
「統治を進めますね」
「そして豊かで平和にするわ」
 そうした州にというのだ。
「いいわね」
「それでは」 
 オコナーもそれではと頷いた、そうしてだった。
 三人はオクラホマ州、ルイジアナ州の二州の街や村に使者を送り自分達の勢力に加わる様に言ってそのうえで加えていき。
 そうした街や村の統治を進めていった、するとだった。
「支持が高まっていますね」
「そやな」
 ガーランドはオコナーに共に夕食を食べながら応えた。
「善政やってな」
「それぞれの街や村にとって」
「それでや」
「二州でのあちき達の支持が高まり」
「自分達から勢力に入りたいって街や村が増えてきてるわ」
「そうですね」
「いい流れよ」
 デリーロもいてそれで言ってきた。
「ほんまね」
「そやな、しかしな」 
 ガーランドは夕食のチキンナゲットを食べつつ言った。
「二州の掌握は順調やが海がな」
「そちらね」
「そや、海はな」 
「まだ統治が進んでないわ」
「これからやな」
「そう、港の整備にね」
 それにというのだ。
「漁業ね」
「海の方の」
「ひいては水産業ね」
「そちらの確立ですね」
「水産業は元々ね」
 デリーロはポテトサラダを食べながら言った。
「テキサス州ではやっていて」
「それなりにやな」
「確立されてきてるけれど」
「今以上にやな」
「そう、充実させるわ」
 そうしていくというのだ。
「それで港を整備して」
「貿易も充実させてくな」
「アメリカの他の勢力それにね」
「中南米の諸勢力ともな」
「今以上に貿易を行って」
 そうしてというのだ。
「利益を上げていくわ」
「そうしてくな」
「折角港があるから」
「その港を用いるな」
「そうするわ」
「海も治めてくな」
「それで水軍もね」
 こちらの軍隊もというのだ。
「整えるわ」
「貿易をするにもな」
「ええ、治安がよくないとね」
「海の方もな」
「そやから。お金をかけてよ」 
 そうしてというのだ。
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