新たなる表現方法の一般公開
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ゴライヤー先生の周りにはあまり人が集まらないから、男女どちらでも居れば目立つんだけども?
も、もしかしたら……人間ですら無いって事かしら?
何らかの魔道研究に使用する機器に惚れていて、その子と別れたくないから、魔技高校に残る選択をしたのかもしれないわね。
それが解れば、それを買って(もしくは譲渡してもらって)我が社に引き込めないかしら?
ルディーさんから何か聞き出せれば良いんですけど……
それ程広くない店内だから、ルディーさんとゴライヤー先生の噛み合ってない会話が聞こえてくる。
何時もの如くルディーさんはプリ・ピーの素晴らしさを切々と説明しているのに対し、ゴライヤー先生は目の前のMPやCCの性能等を気にしている。
だが互いに気にする事無く楽しそうにしているので、部外者が会話に入り込みにくい。
これが彼の話術なのかもしれないわね。
現状でゴライヤー先生のヘッドハンティングは急務じゃ無いから、今は優良顧客として接しましょう。
(グランバニア王都:東中央地区:ラッセル邸)
午後からのシフトが入っているアルバイトの『ナナフェン・バトゥウ』と交代して、私の今日の仕事は一旦終了。
時間的に昼食なので帰宅して彼氏と一緒に摂ろうと……
私はまだ学生の身分で本来なら魔技高校の近くにある学生用のマンションに住んでいるのだが、この度目出度くお付き合いをしていた男性と婚約が決まり、正式な結婚こそまだなものの同棲をする事となった為、彼氏と共に同棲出来る部屋に探し引っ越し。
彼氏もまだ学生(高等学校4年生)ではあるが、既に宮廷画家としてグランバニア城に勤めているのだが、この国の王様の強い要望で絵(絵画等の芸術作品)の新たなる表現方法を世間に浸透させる計画の『漫画家』と言う聞き慣れない仕事も、この新居にて行っている。
簡単に言えば、全ての職場へ行くのに便利な立地で、防犯対策が十分な物件である事!
なので時折ではあるのだが、彼氏の同僚(上司や後輩も)達と我が家にて食事をする事も……
今日も国内大手新聞社の詠唱新聞社から2人が来ていた。
先程も言ったが私の彼氏は王様の指示で世の中に“漫画”と呼ばれる事になる新たな芸術(絵画等を含めた娯楽の一種)を新聞社を使って広めているからだ。
つまりは打ち合わせを兼ねたランチをしに来てるって事だ。
因みに時折だが王様もランチをし
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