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ハッピークローバー
第百三十三話 創作ダンスの後でその七

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「ラグビーしたいな」
「鳴海っち本当にラグビー好きね」
「身体を鍛えられてな」
 そうなってというのだ。
「汗もかけて楽しいからな」
「好きなのね」
「ああ、それでだよ」
 大学に行ってもというのだ。
「ラグビー続けたいよ」
「そうなのね。それ言ったら私もね」
 かな恵も笑って応えた。
「お料理をね」
「家でするだけじゃないよな」
「そう、サークルでね」
「作っていきたいんだな」
「そうなの」  
 まさにというのだ。
「私はね」
「かな恵はお料理好きだな」
「準備して後片付けまでね」
「台所も奇麗にするよな」
「そこまでがお料理でね」
 そう考えていてというのだ。
「美味しいもの作られてやるとスポーツしなくても」
「いい運動になるんだな」
「結構カロリー消費するのよ」
 料理もというのだ。
「最初から最後まで一生懸命やったらね」
「台所を掃除するまでか」
「そうしたらね」
 それならというのだ。
「もうね」
「結構な運動になるか」
「家事全体がね」
「いい運動になるんだな」
「私スポーツは好きじゃないし苦手だけれど」
 それでもというのだ。
「けれどね」
「それでもか」
「いや、本当にね」
 それこそというのだ。
「お料理はいい運動よ」
「カロリー消費するか」
「それで私ダイエットしたいなら」
 それならというのだ。
「手の込んだお料理をね」
「作るんだな」
「ハンバーグは然程じゃないけれど」 
 先程話に出たその料理はというのだ。
「けれどね」
「いい運動になるか」
「こねるからね」
「なるか」
「だからいいのよ」
「運動にもか」
「ハンバーグはね」
 こう言うのだった。
「だから私ハンバーグ食べるのも好きだけれど」
「作るのも好きか」
「そうなの、レトルトの方もね」
 そちらのハンバーグもというのだ。
「好きだしね」
「レトルトのハンバーグも馬鹿に出来ないよな」
「美味しいわよね」
「PKOでもな」 
 平和維持活動のことである、自衛隊を国連の要請を受けて紛争が起こった地域等に派遣し復興等の活動を行うものである。
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