第四章
35.ラストチャンス
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カーの少女。
一方、サマルトリアの王子はふらつくこともなく、盾を下ろしながらスッと立ち上がった。
ロトの紋章が入った緑の服を、ポンポンと軽くはたく。
「さてと。前座も終わったみたいだし、本番といこっか」
そう言って、鍔に隼の意匠が施された細身の剣を、フォルに向けた。
「たぶん今の僕たちには、そう何度も幸運は訪れない。だからこれは君を暗殺できる最後の好機かもしれないと思ってる。今度こそ確実に仕留める」
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