第八十一話 大教会でも一緒その二十九
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「ひのきしんで見えるものって多いですしね」
「いさむ人は筋がいいでしょ」
「はい、本当に」
「先輩はまさにそうした方だから」
ここでと思ってお話しました。
「よく見てね」
「そうしますね」
「そういうことでね」
「はい、今度ですね」
「一緒にひのきしんさせてもらいましょう」
こう言ってでした。
私は新一君と一緒に次郎さんが運転してくれる車でおぢばに帰りました、そしておぢばに帰るとでした。
「じゃあ行ってきます」
「回廊ひのきしんね」
「やらせてもらいます」
笑顔で言ってでした。
新一君は神殿の方に行きました、私はその彼を見送って思いました。
「ひのきしんはいさんでるし」
「筋はいいね」
「そうなんですよね」
一緒に大教会まで行ってひのきしんをして帰った次郎さんに答えました、勿論この人もひのきしんをされました。
「おみちの勉強にも熱心で」
「絶対にいい会長さんになるよ」
次郎さんは私に笑って言ってきました。
「お婿さんに迎えたらね」
「おみちに熱い、ですか」
「そちらに真面目なね」
「そうなることは間違いないですね」
「だから千里ちゃんも」
私もといううのです。
「よくお仕込みしてあげるんだよ」
「そうします」
「あと千里ちゃんのお家は女の子しかいないから」
私のお家が三人姉妹のことも言われました。
「お婿さん必要だね」
「そうなんですよね」
私にとっては絶対の問題です。
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