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夢幻水滸伝
第三百五十五話 三人と五洲その三

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「パスタ全体が好きでな」
「フェットチーネもよね」
「好きや」
「それになるわ」
「それは嬉しいな」
「じゃあフェットチーネも食べながら」
 そうしてというのだ。
「そうしてね」
「絆を深めていくか」
「この世界のね、あとね」
「あと?」
「三人でやっていくって決めたけど」
 ガーランドにこのことを言うのだった。
「やっぱりリーダーは決めへんとね」
「それならです」
 オコナーはワインを飲んでから話した。
「お二人が地の星やさかい」
「あたし達でなのね」
「お話をされて」 
 そうしてというのだ。
「決められてはどうでしょうか」
「それがええな」
 ガーランドはオコナーの言葉に頷いた、そのうえでデリーロに顔を向けてそのうえで彼に対して言った。
「今ここで決めるか」
「そうね、ジャンケンで決める?」
「ジャンケンかいな」
「そや、おらっちも自分も地の星やとな」
「同格ね」
「そやからそうした時はな」
 まさにというのだ。
「日本やとジャンケンやろ」
「起きた世界の日本やとね」
「今おらっち達が暮らしてるな」
「それでよね」
「そや、ジャンケンでな」
 これでというのだ。
「決めるか」
「そうね、いいわね」
 デリーロはそれならと乗った。
「今ここでね」
「ジャンケンしよか」
「そうしよね」
「ほなな」 
 お互い頷いてだった。
 二人はその場でジャンケンをした、デリーロはグーを出してガーランドはチョキを出した。これで決まりだった。
 棟梁も決まった、デリーロはそのうえで二人に話した。
「ほなこれから宜しくね」
「ああ、あらためてな」
「三人で楽しんでいきましょう」
「ほなね、それと」
 さらに言うのだった。
「これからも三人でね」
「こうしてやな」
「お食事をね」
「してくな」
「出来る限り一緒にね」
 三人でというのだ。
「楽しみましょう」
「そうですね、ではですね」
「今も食べて」
「これからもね」
 三人でと話してだった。
 共にことを進めていくことにしていった、実際に三人でことを進めていったがその中でデリーロは言ったのだった。
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