第二十一話 王達の来訪その十四
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「僕は」
「私もだ、今は王ではないが」
それでもとだ、ラクレスも言った。
「そうした目になる様にしていく」
「それではな、では今からだ」
「焼肉をだな」
「食おう」
「よし、じゃあ飲みながらだ」
ガストはそうしてと話した。
「そのうえでな」
「焼肉を食うか」
「そうするぜ」
こう朝加に話した。
「俺達もな」
「それではな、焼肉はいい」
朝加は腕を組んで強い声で言った。
「俺も好きだ」
「先輩基本何でも召し上がられますが」
「焼肉も好きだな」
「そうですよね」
「だからだ」
陽川にそれ故にと話した。
「皆で食うぞ、焼肉を食ってな」
「ビールも飲みますね」
「ジョッキでな」
笑ってこうも言った。
「そうする」
「そうされますね」
「カルビにホルモンもな」
こちらもというのだ。
「是非な」
「召し上がられますね」
「そうしたいな」
「いいな、では早く行こう」
明神も乗り気だった、見れば口元が微かであるが微笑んでいる。そのうえで朝加達に言うのだった。
「食べる場所にな」
「ああ、俺が案内する」
桃井はパトレンジャーの三人にも話した。
「これからな」
「それではな」
「そしてだ」
さらにだ、桃井は言った。
「たらふく食うぞ」
「左様、食は大切なもの」
ディボウスキも確かにと笑顔で応えた。
「だからです」
「たらふく食うことだな」
「バランスよく」
「当然野菜もだ」
「食しますな」
「焼肉だからな」
この料理を食べるからだというのだ。
「キムチなりナムルもな」
「そうした料理をですな」
「食う、生野菜もな」
「そういえばタロウって野菜も食うよな」
「野菜も好きだしだ」
桃井は桜田に応えて話した。
「よく食う」
「バランスよくだな」
「そうだ、そうして食っている」
「何でもな」
「何でもたらふく食ってだ」
そうしてというのだ。
「健康になることだ」
「その通りだよな」
「偏食は駄目だ」
桃井は断言した。
「何でも食わないとな」
「そのことはいいけれど」
宇佐見はその桃井の考えに賛同しつつもこう言うことを忘れなかった。
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