暁 〜小説投稿サイト〜
夢幻水滸伝
第三百五十四話 リオ=グランデ川からその十二

[8]前話 [2]次話
「鍛えれば強うなるしな」
「訓練で様々な特技も身に着けます」
「最初は弱い種族でも強くなります」
「それも無限にです」
「そうなります」
「しかも家畜としても役に立つ」
 戦力になるだけでなくというのだ。
「様々な労働にも使えるわ」
「牛や馬と同じく」
「農業や輸送にも役立ってくれますね」
「非常に有難いことに」
「そうなってくれていますね」
「この世界にも機械はあるけどな」
 それと共にというのだ。
「育てるとな」
「機械にも負けないです」
「獣やモンスターは強くなってくれます」
「そして役立ってくれます」
「家畜もそやけどな、その家畜と同じだけな」
 それだけというのだ。
「労働にも貢献してくれるし」
「だからですね」
「ここはですね」
「育ててくで」
 軍に加えた獣やモンスター達をというのだ。
「そうするで、そしてな」
「軍を強くし」
「また軍を離れてもですね」
「働いてもらいますね」
「労働力として」
「そうしてもらうわ、あと人やなくてもな」 
 それでもというのだ。
「粗末には扱わん」
「消耗品ではなく生きものである」
「そう認識してですね」
「そのうえで、ですね」
「用いていきますね」
「そや、愛情を以てな」
 そのうえでというのだ。
「育ててな」
「働いてもらいますね」
「食事は充分に食べさせ休ませもする」
「舎も整える」
「そいうしていきますね」
「そうするわ、そしてな」 
 そのうえでというのだ。
「充分働いてもらう、人もモンスターも大事にしてこそな」
「しっかり働けますね」
「酷使してはすぐに駄目になりますね」
「そうなりますね」
「そや、人もモンスターも無限やない」
 決してというのだ。
「代わりは幾らでもおるっていうのはな」
「間違いですね」
「そうではないですね」
「限りがありますね」
「そや、それでや」
 その為にというのだ。
「仲間にしたら大事にしてるし」
「これからもですね」
「大事にされますね」
「そうしていかれますね」
「これからもな、そしてな」 
 そのうえでというのだった。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ