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スーパー戦隊超決戦
第二十一話 王達の来訪その八

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「それで今のデーボス軍はっていうと」
「カオスがかつてのあの男に戻りまして」
「まとまっていてね」
「他の組織とも仲良くしていますな」
「どう見てもね」
「ああして色々な組織が集まると」
 福井はどうなるかと話した。
「内輪揉めとか起こりやすいけれど」
「特に聞かないから」
 津古内はそれでと話した。
「そういうこともないみたいだよ」
「それぞれの組織のいざこざとかね」
「というか比較的和気藹々としているかな」
「そんな感じね」
「彼等にいがみ合いは見られない」 
 トリンも言い切った。
「私から見てもな」
「そういうのって出るのよね」
 キャンデリラはトリンの言葉を受けて述べた。
「それでね」
「そこから駄目になりますね」
 ラッキューロが続いた。
「そうですよね」
「ええ、対立したら」
 その時はとだ、キャンデリラはラッキューロに話した。
「どんな組織もね」
「色々と問題が生じまして」
「敵と戦うどころかね」
「自分達同士で戦ったりして」
「無駄に力を失ってね」
 そうなりというのだ。
「それでね」
「負けますね」
「そうなるわ」
 まさにというのだ。
「それでどれだけの組織が負けたというか自滅したか」
「わからない位ですね」
「そういえばジャシンカもだっただろ」 
 ドゴルゴはこの組織のことを話した。
「女将軍ゼノビアが出てな」
「ああ、王子メギドを追い出してな」
 アイスガロンが応えた。
「ライバルカー将軍を追い詰めて」
「カー将軍がダイナマンと戦ってな」
「壮絶な戦死遂げたな」
「そこで叛乱起こして追い出した王子メギドに騙されて」
「自滅してな」
「気付いたらジャシンカは相当力を失っていたな」
 ゼノビア登場以降の出来事でというのだ。
「それでダイナマンと決戦を挑んでも」
「負けたな」
「そうなったな」
「我々も避けねばならない」
 内部分裂に衝突はとだ、トリンは強い声で言った。
「絶対にな」
「そうだよな、気を付けないとな」
「他のチームともだ」
 トリンは桐生に応えてさらに言った。
「協力し合ってだ」
「仲間同士としてだよな」
「戦っていこう」
「そいうしていかないとな」 
 こうした話をしたのだった、そしてそれぞれの戦隊の前にだった。
 一隻の宇宙船から降り立ったそれぞれ独特な身なりをした者達が出て来てだ、そのうえで挨拶をしてきた。
 その挨拶を受けてだ、桃井は強い声で言った。
「これから宜しく頼む」
「こちらこそね」
「俺は桃井タロウだ」
 笑顔で応えたギラ=ハスティーに述べた。
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