第四章
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一番豊かな国と統一してそれだったのだ。
「何か酷いな」
「あれが共産主義か」
「共産主義経済の実態だったんだな」
誰もがわかったのだ。共産主義経済が如何に駄目だったかということを。そしてその他にも恐ろしいことがわかった。
それは共産主義自体だ。それはというと。
何もかもがあるものに似ていた。それは。
「一党独裁に秘密警察」
「個人への権力の集中」
「そして収容所」
「密告の奨励」
この全部が揃った時に出される結論はというと。
「ナチスか?」
「共産主義は独裁主義だったのか」
「ナチスと同じだったのか」
「そっくりじゃないか」
あの全否定されている民主主義、いや人類の敵とさえ考えられていたナチズムと共産主義の同一性に誰もが気付いたのだ。
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