第三千五百七話 家庭でも国家
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第三千五百七話 家庭でも国家
シーランドはしみじみとして言いました。
「シー君達国民の皆さんは家庭だったりするですよ」
「そうなのよね」
ワイもその通りだと頷きます。
「ネットでのことだったりね」
「そうですね、思えば家庭単位でもです」
その単位でもというのです。
「別にですよ」
「国家になれるわね」
「そうですよ、何なら一人でもです」
「俺そこからはじまりましたしね」
スロージャマスタンが応えました。
「それならですね」
「そうですよ、家庭でも一人でもです」
「ミクロネーションははじめられますね」
「そしてシー君達が生まれるですよ」
スロージャマスタンに笑顔でお話します。
「そうですよ」
「その通りですね」
「だからどんどん生まれて欲しいですよ」
「そう言うとね」
ここでワイは微妙なお顔になりました、そうしてそのうえでまたストマリア帝国のお話をするのでした。
第三千五百七話 完
2024・6・29
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