第二章
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講師になった。そこでマルクス主義、それもかなり急進的な思想を維持し学生達に教えていってい0た。
だがすぐにだ。彼にとって思わぬ事件が起こった。
結婚し家庭もできていたがだ。テレビでそのニュースを見て驚きの声をあげたのだ。
「馬鹿な、アメリカと中国が!?」
「あれ、あなたソ連が好きで中国は嫌いじゃなかったの?」
その結婚した妻の幸恵に言われる。彼は今もソ連派だったのだ。
幸恵もそのことは知っている。そのうえでの言葉だった。
「それで何で驚いてるの?」
「中国も共産主義だぞ」
彼が言う根拠はここにあった。
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