暁 〜小説投稿サイト〜
オズのエマおばさん
第十二幕その四

[8]前話 [2]次話
「これからもね」
「それじゃあ」
「そうさせてもらうよ」
「そしてね」  
 そのうえでというのです。
「私はお魚や鶏肉のお料理をよ」
「楽しむのね」
「そうするんだね」
「そのつもりよ」
「さて、何を食べようか」
 キャプテン=ビルは今からにこにことしています。
「最初は」
「そのことから考えるよね」
 ロバのハンクがキャプテンに応えました。
「パーティーは」
「うん、参加してね」
 そうしてというのです。
「まずはね」
「最初に何を食べるか」
「そして何を飲むか」
「考えるよね」
「嬉しい悩みとしてね」
「そうだね」
「さあ皆で行こう」
 かかしが声をかけました。
「そして楽しもう」
「そうしようね」
 樵も声をかけてきました。
「皆でね」
「うん、音楽にダンスもあって」
 ジャックも楽しそうに言います。
「お芝居だってあるよ」
「どれも最高に楽しいわよ」
 つぎはぎ娘は文字通り飛び跳ねています。
「だから早く行きましょう」
「私もお芝居に出るのよ」
 ガラスの猫は胸を張って言いました。
「楽しみよ」
「私もーーです」
 チクタクもいて言います。
「出演しまーーす」
「何か今回もね」
 カルロスは皆のお話を聞いて言いました。
「素晴らしいパーティーになりそうだね」
「そうだね、ただね」
 ジョージは皆を見て言いました。
「どんなお芝居なのかな」
「それが気になるね」
 神宝も言います。
「聞いてみたら」
「そうね、オズの国のお芝居も多いけれど」
 恵梨香も言います。
「一体どんなお芝居か」
「今から楽しみね」
 ナターシャはこう言いました。
「本当に」
「一つだけ言うわ」
 つぎはぎ娘が五人に言ってきました。
「ミュージカルよ」
「へえ、そうなんだ」
「ミュージカルやるんだ」
「お芝居の種類は」
「それを上演して」
「皆で観て楽しむのね」
「出演する方もね、だからね」 
 それでというのです。
「早く宮殿に入りましょう」
「あの」 
 ここでジュリア=ジャムが来て言ってきました。
「今準備が出来ました」
「全部なのね」
「はい」
 オズマに微笑んで答えました。
「そのことをお知らせに来ました」
「それではね」
「今からですね」
「行きましょう」 
 宮殿にとです、こう言ってでした。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ