第三章
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んなことばかりしてるな」
「何て嫌な奴等だ」
「一緒にいたくない」
「見たくもない」
彼等は嫌悪されていっていた。彼等が何かをすればする程。
しかし彼等はだ。まだ言い動くのだった。
「国があるからこそ幸せがあるんだ」
「我々はこの幸せを絶対に手放さない」
「その為には何でもする」
「誰に何を言われても」
「止めるものか」
「もう二度と国を失わない」
「幸せも」
こう言ってだ。彼等は幸せの為にあらゆる手段を取っていき続けた。しかし彼等が幸せなのかどうなのか、そのことをはっきりと言う者はいなかった。
得られない幸せ 完
2012・8・2
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