第一章
[2]次話
アナグマトミーのお話V
穴熊のトミーはこの時パブにいました、最近パブはウイスキーやエールだけでなく色々なお酒があります。
「へえ、アメリカのバーボンにか」
「ええ、ブラジルのビンガにです」
「中国のラオチューもあって」
「日本の焼酎もありますよ」
バーテンの蜥蜴がお話します。
「沖縄のお酒も」
「沖縄っていうと」
「日本の南の島ですよ」
「あそこはイギリスと同じ島国だったね」
「それで沖縄も島ですよ」
「そこのお酒もあるんだ」
「どうですか?」
蜥蜴、バーテンダーの服を着た彼はカウンターの席に座っているトミーに聞きました。
「どのお酒でもいいですよ」
「そうだね、じゃあその沖縄のお酒をね」
「飲まれますか」
「それで他のお酒もね」
「バーボンやビンガやラオチューもですね」
「飲むよ、ウイスキーやジンやラムと変わらないだろう」
トミーはこれといって根拠なく考えました。
「それならだよ」
「大丈夫ですか」
「うん、飲んでもね」
「酔い潰れないですか」
「そうだよ」
本当にというのです。
「だからね」
「沖縄のお酒に」
「何ていうかな」
「泡盛っていいます」
「じゃあその泡盛もね」
「いただくよ」
こう答えてでした。
トミーは泡盛を飲みました、するとでした。
「これは美味いな」
「ええ、最近評判なんですよ」
蜥蜴も笑顔で応えます。
「人気がありまして」
「これなら当然だよ、それじゃあ」
「他のお酒もですね」
「いただくよ、もうどんどんね」
それこそというのです。
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