暁 〜小説投稿サイト〜
オズのエマおばさん
第十一幕その七

[8]前話 [2]次話
「お互いにそうしていけばです」
「これ以上いいことはないから」
「だからですね」
「そうしていきましょう」
「お互いに」
「ええ、それじゃあおばさんおじさんともね」 
 お二人を見て言いました。
「感謝し合ってね」
「お礼をし合う」
「そうしていくわ」
「これからも」
「永遠にね。そしてね」 
 ドロシーはさらに言いました。
「今はここにあるお料理を食べたら」
「その後で」
「ええ、デザートのね」
「ジェラートですね」
「そちらも食べましょう」
「わかりました」
 カルロスは笑顔で応えました、そうしてです。
 皆で冷たくて甘いジェラートも食べました、そちらもかなり美味しかったです。そうしてそれを食べてからでした。
 お店を後にしました、そこから少し言った街の噴水の傍でマリオネット小屋やパフォーマンスをしていますが。
 それを見てです、おばさんは言いました。
「面白いわね」
「そうだね、マリオネットに歌に」
「笛にね」
「パントマイムもあって」
 それでというのです。
「とてもね」
「面白いわね」
「それぞれね」
「観ましょう」
 ドロシーはお二人の言葉を受けて言いました。
「お昼ご飯はいただいたし」
「それでなのね」
「今度はだね」
「こちらを観ましょう」 
 こう言うのでした。
「そうしましょう」
「色々あるし」
「それじゃあね」
「こうしたものもいいよね」
 臆病ライオンは笑顔で言いました。
「観ていてね」
「そうだね」 
 腹ペコタイガーもそうだと頷きました。
「こうしてね」
「観ていてね」
 そうしていてというのです。
「いいね」
「そうだね」
「だからね」 
 それでというのです。
「ドロシーがそう言うなら」
「観ようね」
「明日はね」
 ドロシーは二匹にもお話しました。
「この街を発つわ」
「今回の旅行も終わりだね」
「そうなるね」
「その前にね」
 是非にというのです。
「こうしたものも観て」
「そうしてだね」
「楽しむんだね」
「そうしましょう」
 笑顔での言葉でした。
「これからね」
「うん、そうしようね」
「是非ね」
「そしてね」
 そのうえでというのです。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ