第三千四百九十七話 ロックの意味
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第三千四百九十七話 ロックの意味
闇と魔法の領域の王国の国歌がロックと聞いてです、ハットリバーはふと気付いた様にこんなことを言いました。
「ロックは反抗だ」
「既存のものに対してですね」
「そうした意味だが」
「私もそうなるでしょうか」
「充分以上にな、もっと言えばだ」
ハットリバーはさらに言いました。
「我々自体がだ」
「ロックですか」
「そうなるな」
「ミクロネーションならですか」
「既存の国家に対しているではないか」
微笑んで言いました。
「だからな」
「私達もロックですか」
「ロック上等ではないか」
「そういえばお前大変なことしたですよ」
シーランドはここでハットリバーに突っ込みを入れました。
「税金滞納は駄目ですよ」
「だから大変なことになっている」
自分で言うハットリバーでした、ロックであっても守るべきことはちゃんと守らないといけません。
第三千四百九十七話 完
2024・6・25
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