第三千四百九十三話 ドラゴンだけじゃないので
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第三千四百九十三話 ドラゴンだけじゃないので
シーランドはドラゴンのお話をする中で思いました。
「ドラゴンも面白いですが」
「他の生きものもいます」
闇と魔法の領域の王国が答えました。
「ペガサスやゴーレムも」
「皆いるですね」
「ドラゴンだけではないです」
「物凄い国ですね」
「夢の中の国ですから」
そちらで会議をするというのです。
「あらゆるファンタジーがあります」
「だからエルフもいるですね」
「そうです、ただ」
こうも言う闇の魔法の領域の王国でした。
「幸いマモノとケンタッキーのおじさんはいません」
「あんなのいたら大変ですよ」
シーランドも思わず引きました。
「今年も暴れ回っているそうです」
「ああ、今二・五ゲーム差だったね」
セボルガが応えました。
闇と魔法の領域の王国にはドラゴン以外にも多くの生きものがいます、ですが。
極端に禍々しい存在はいません、そして彼等は今年も恐ろしい災厄を阪神にもたらしているのでした。
第三千四百九十三話 完
２０２４・６・２３
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