暁 〜小説投稿サイト〜
おぢばにおかえり
第八十一話 大教会でも一緒その二十一

[8]前話 [2]次話
「そうしています」
「それはね」
「駄目ですよね」
「自分がされてないのにそこまで嫌うってね」
「おみち的にはアウトですから」
「神殿で人を罵るとか?」
「待ち伏せして聞こえる様に陰口を言うとか」
「新一君その二つ絶対に許さないのね」
「後のお二人がバレンタインにしたこともです」
「それで延々と言い続けるのね」
「嫌いな相手の古傷は抉り出します」
 真顔での返事でした。
「嫌がることや気にしてること調べてしたり言います」
「一生恨まれるわよ」
 こう注意しておきました。
「そんなことしたら」
「嫌いな相手だと本当にです」
「何しても平気なのね」
「何を言っても」
「その癖性分は最悪だから」
 私が知る限りです。
「インターネットでも犯罪者の住所や実名掲載してるサイトあるけれど」
 私は個人情報まで出さなくてもいいと思っています、そんなことすると家族の人達にまで迷惑がかかるからです。
「新一君なら」
「はい、ツイッターとかで拡散しています」
「それでその人の住所に人が来たら?」
「いいと思っています」
「新一君ってそんなところあるわね」
 この辺り確かに卑劣で陰湿です。
「嫌いな相手には何でもするわね」
「何でも言ってします」
「後で関係よくなるとか考えないでしょ」
「あっ、言われてみると」 
 確かにという返事でした。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ