第二章
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してですな」
「夜に」
「城を囲む郡に夜襲を仕掛ける」
今目の前で酔い潰れ眠りこけている彼等を見ての言葉だ。もう夜になり北条の軍勢が近付いていることすら気付いてはいない。
「今よりじゃ」
「では城内でも」
「今は」
「既に風魔の者達は送った」
連絡も取っているというのだ。
「では後はじゃ」
「鬨の声をあげ法螺貝を鳴らし」
「そのうえで」
「よいか、一気に攻めるぞ」
八万の大軍に夜襲を仕掛けるというのだ。
「わかったな」
「はい、それでは」
「今より」
家臣達も主の言葉に頷く。そうしてだった。
一斉に鬨の声をあげ法螺貝を鳴らす。そのうえで八万の大軍に一気に攻め込んだ。
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