第11話:ダイスケの逆襲
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整列して元凶である大男を睨んだ。
それを見て……あの山賊が仰天して吠えた。
「あーーーーー!あのダークマーメイドに妙な魔石を投げ渡しやがった糞女!」
一方のグートミューティヒは余裕でボケたふりをした。
「あー、あの時のヒトカゲ虐めの……まーた体罰を受けに来たのか?」
「んな訳有るか!こっちはお頭がいるんだ。この前の様にはいかねぇぞ!」
そこへ、アムまでやって来て山賊の吠えは更に悪化する。
「そんなに気に入ってくれたの?私の……死へと誘う葬送歌が?」
「黙れヤァー!お頭!こいつですぜ!この俺が成敗する筈だったモンスターを庇ったダークマーメイドは!」
グートミューティヒ達と大男達とのやり取りを聴いて不安になる軍隊であったが、それを察したのかグートミューティヒは笑顔で振り返りながら加勢の許可を要求した。
「僕も手伝わせてください。こんな自分勝手で卑怯な連中からお姫様を奪還する仕事を!」
それを聴いた大男が鼻で笑った。
「ふん!威勢が良いな?だが、相手が悪かったなお嬢ちゃん。このタイミングでこんな所に来なければ、インキュバスの妻にならずに済んだものを」
対するグートミューティヒも強気で反論する。
「その前に、お前達の様な僕の大嫌いな悪党を、檻の中に放り込んでやる!」
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