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リュカ伝の外伝
初で〜と
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アーノさん)同様、疲れを隠せない。

買い物をして気分を変えよう。



(グランバニア王都:中央地区・東商業特化エリア)

俺はデイジーさん(プラス)ルディーさんと共に、ここ(グランバニア王都)でも特に買い物をする事に特化した地域なアーケード街へと到着する。
勿論だが俺だってここ(グランバニア王都)に住んでいるし、このショッピング街に来た事はあるのだけど、お洒落すぎる店に気圧されて買い物をした事は皆無だ。

「このお店はね友達(ジョルトン君)に教えてもらった凄くお洒落なショップなんだ」
ジョルトンさんとは俺も親しくさせてもらってる。
リュカ様やティミーさん……あの辺の特別イケメン階級を除けば、俺の周囲でトップクラスのイケメンな人物だ。

しかもジョルトンさんは見た目が中性的で、初対面時は女性(しかも絶世の美女)だと勘違いしていた。
それを自覚しているのだろうと思うが、(ジョルトンさん)自身が女性的なコーディネートで俺等に接してくる時もある。

本当に似合うから問題ないはずなんだけど、たまに胸元からチラリがお目見えして俺をドキドキさせて来る。
ドキドキしてしまうのが間違いなんだけど、(ジョルトンさん)くらいになると……
でも今後は大丈夫……なはず。だって俺にはデイジーさんって言う最強美女が彼女になったからね!

他の女(ジョルトンさんは男性だけどね!)の胸チラ如きには動じないぞ!
でもお洒落は全然解らないから、今も俺はデイジーさんの服を物色しているルディーさんを離れて観察している。
時折、俺にどちらが良いか聞いてくる。

こういう時に『どっちでも良い』とか『どっちも似合う』とかって言うのは拙いって事は知っているので、俺は正直に「解りません! どちら(どれ)も似合うけど、俺にはセンスが無さ過ぎて選ぶ余裕もありません!」と告げる。

「ちょっと……気持ちは解るけど、これ(今選んでる服)は君の為に選んでるって言っても過言じゃ無いんだよ」
「は、はぁ……」
いや、それは『過言』であってほしい。

(ピパン君)の意見を最優先しての購入にしたいんだし、もう少し意見を出してよ」
「そ、それは解りましたけど……本当にどれも素敵で、デイジーさんが更に可愛くなってしまうので俺には……」
「は、恥ずかs……」

事実だから仕方がないのだけど俺の真顔の答えに、俺の背中に顔を埋めて恥ずかしがるデイジーさん……相変わらず台詞は最後までは聞こえない。
「う〜ん……そうだよね……」

お義兄さん(ルディーさん)(デイジーさん)の可愛さを理解してるから、俺の生意気な口答えに素直に悩んでる。
しかし……ここからが常人と違うんだよ!

「じゃぁ……何時でもどの服でも着れる様に、お
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