暁 〜小説投稿サイト〜
リュカ伝の外伝
威風堂々とイジられるネタ
[2/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
彼女(デイジーさん)とトラブルになってしまい、偶然居合わせた俺が助ける状況になりました。ただ……その友人は悪い事をしてなくてですね、彼女(デイジーさん)が極度の人見知りなのが問題を大きくしてしまいました」

「でもピパン君がその問題を解決に導いたんでしょ?」
流石に奥様は知ってるんだな。
その続きを知りたがっている。

「まぁ……そう……なるのかなぁ? なんか……そうなってますけど、色々あって俺が彼女(デイジーさん)に惚れてます」
「おぉ言い切るわね男らしい! ほぼ一目惚れみたいだけど大丈夫?」
ルディーさんが言うには……ね。でもメリーアンさんの言いたい事は解る。だって本人に告白もしてないもんなぁ……

「何か不満そうだな?」
「いや……不満はありませんけど、不安は凄くあります」
社長の質問に、正直に答えた……

「だって俺……まだ彼女(デイジーさん)に告白をしてませんもん!」
「「「ど、如何(どう)言う事!?」」」
奥様以外の女性陣が反応する。俺が聞きたいよ!

「実は……」
俺は『彼女(デイジーさん)と両思いである』と言うのはルディーさんからの言い分で、それは(ルディーさん)の手元に届いた彼女(デイジーさん)からの手紙に基づいているだけである事を言う。


「それって一歩間違えると、ただのやべぇヤツじゃない?」
その通りだと思いますメリーアンさん。
俺の気持ちは伝えてないし、彼女(デイジーさん)の気持ちも(ルディーさん)の推測だし。

「ふ〜ん……まぁ僕もルディーと同じ考えでその点は大丈夫だと感じてるよ。あのトラブルがあった日……終始お前に引っ付いてたし、お前から離れようとした時のあの娘(デイジー)の不安そうな表情。告白すれば、100%OKだと思うよ」

「社長にそう言ってもらえると凄く自信が湧いてきますが……」
色恋事(だけでは無いけど)に関しては、社長の見識はズバ抜けているから、問題は無いと俺も確信を持ってる。
とは言えだ!

「じゃぁ、今から連れてきてやるから、満足するまで告白しろよ」
「はぁ!? い、今から連れてるぅ!?」
あ……そ、そうだった……こ、この人魔法(ルーラ)を使えるんだった!

「おいルディー行くぞ!」
了解(ガッテン)、社長!」
「な、何でルディーさんまで!?」

「僕だけが行くとデボラがうるせーし、ハゲに誘拐だと騒がれる。其奴(ルディー)に二人の牽制をさせるんだ」
「で、ですが……」
そんな無茶な事が罷り通るとは……思えないのが一般なんだけど、この人(リュカ様)には関係ないんだよね。

「待ってる君たちは彼女(デイジー)が来ても騒がない事。一応もう一度言っておくけど、彼女(デイジー)は凄く人見知りが激しい
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ