威風堂々とイジられるネタ
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彼女とトラブルになってしまい、偶然居合わせた俺が助ける状況になりました。ただ……その友人は悪い事をしてなくてですね、彼女が極度の人見知りなのが問題を大きくしてしまいました」
「でもピパン君がその問題を解決に導いたんでしょ?」
流石に奥様は知ってるんだな。
その続きを知りたがっている。
「まぁ……そう……なるのかなぁ? なんか……そうなってますけど、色々あって俺が彼女に惚れてます」
「おぉ言い切るわね男らしい! ほぼ一目惚れみたいだけど大丈夫?」
ルディーさんが言うには……ね。でもメリーアンさんの言いたい事は解る。だって本人に告白もしてないもんなぁ……
「何か不満そうだな?」
「いや……不満はありませんけど、不安は凄くあります」
社長の質問に、正直に答えた……
「だって俺……まだ彼女に告白をしてませんもん!」
「「「ど、如何言う事!?」」」
奥様以外の女性陣が反応する。俺が聞きたいよ!
「実は……」
俺は『彼女と両思いである』と言うのはルディーさんからの言い分で、それは彼の手元に届いた彼女からの手紙に基づいているだけである事を言う。
「それって一歩間違えると、ただのやべぇヤツじゃない?」
その通りだと思いますメリーアンさん。
俺の気持ちは伝えてないし、彼女の気持ちも兄の推測だし。
「ふ〜ん……まぁ僕もルディーと同じ考えでその点は大丈夫だと感じてるよ。あのトラブルがあった日……終始お前に引っ付いてたし、お前から離れようとした時のあの娘の不安そうな表情。告白すれば、100%OKだと思うよ」
「社長にそう言ってもらえると凄く自信が湧いてきますが……」
色恋事(だけでは無いけど)に関しては、社長の見識はズバ抜けているから、問題は無いと俺も確信を持ってる。
とは言えだ!
「じゃぁ、今から連れてきてやるから、満足するまで告白しろよ」
「はぁ!? い、今から連れてるぅ!?」
あ……そ、そうだった……こ、この人魔法を使えるんだった!
「おいルディー行くぞ!」
「了解、社長!」
「な、何でルディーさんまで!?」
「僕だけが行くとデボラがうるせーし、ハゲに誘拐だと騒がれる。其奴に二人の牽制をさせるんだ」
「で、ですが……」
そんな無茶な事が罷り通るとは……思えないのが一般なんだけど、この人(リュカ様)には関係ないんだよね。
「待ってる君たちは彼女が来ても騒がない事。一応もう一度言っておくけど、彼女は凄く人見知りが激しい
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